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アンカースクリュー矯正(インプラント矯正)

インプラント矯正は歯科矯正用アンカースクリューと言う、矯正治療用に開発された6~10mm程度の小さいスクリュー(ネジ)を顎の骨に埋め込み、これを固定源として歯を動かしていきます。
今までの矯正治療では動かすことが難しかった歯を動かすことができるようになり、従来では抜歯が必要な症例において、抜歯を回避した治療が可能になるなど、矯正治療の幅が広がると考えられます。

矯正治療では、ある歯を動かすと他の歯に必ず反作用が発生し、動いてほしくない歯まで動いてしまいます。そうすると、予定していた歯の移動ができなくなります。そこで、今まではヘッドギア-や顎間ゴム、ホールディングアーチなど固定源を考えて、患者様の協力とともに固定源の確保をしていましたが、患者様の協力度によって、治療が左右されることにもなりました。インプラント矯正をすることで、安定した固定源が確保できることになり、患者様の協力は最小限にし、治療目標を達成できるようになり、快適に治療ができるようになりました。症例によっては治療期間の短縮につながることがあります。

インプラント矯正のアンカースクリューは生体親和性に優れたチタンでできています。足を骨折した時などに固定するプレートやネジにもチタンが使われていて、アレルギーを起こす心配はいりません。

矯正治療で歯の移動が終了し必要がなくなったら、アンカースクリューははずします。はずした後、骨や歯肉は元のように戻りますのでご安心ください。

インプラント矯正後の注意点

  1. 顎の骨の厚みや密度の違いによってアンカースクリューが緩んだり、抜け落ちてしまう場合があります。この場合、再度埋入する必要があります。
  2. アンカースクリューを埋入した部分が不衛生だと、歯肉に炎症を起こすことがありますので、日頃からしっかり歯ブラシをして衛生管理をきちんとする必要があります。

カリエール・ディスタライザー


金属製のカリエール


透明製のカリエール

ブラケットやインビザライン(マウスピース型矯正装置)での治療開始前に、短期間で犬歯から奥歯を一塊として後方に動かし、上下の奥歯の位置関係を改善する装置です。
短期間で上下の奥歯の位置関係を改善することにより、全体のブラケットやインビザライン(マウスピース型矯正装置)による治療期間の短縮がみこめるようになります。ブラケットのみで矯正治療をおこなった場合と比べ、30~35%の治療期間の短縮が見込めると言われています。以前は抜歯が適応となっていた症例でも抜歯を回避した治療が可能となる場合があります。

カリエール・ディスタライザーはとてもシンプルな形状ですが、脱落や破損が少ないので必要以上に通院する必要がありません。治療のメカ二クスをシンプルにでき、患者様にとっても違和感、不快感を少なくした上で、上下の臼歯部の位置関係を改善することができます。
当初は上顎前突(出っ歯)のかみ合わせのために開発され、金属色の装置でしたが、今では透明タイプあり、目立たずにカリエール・モーションでの治療ができるようになりました。また、下顎前突(受け口)用の装置も開発され、適応範囲が広がっています。